自分の身を守れる子どもに育てよう

幼児期に親がすべきでないことの一つは、危険を回避することに熱心になりすぎて、自分の身を守れない子どもにしてしまうことです。もちろん親は子どもに怪我をさせたくありませんし、危険な目に遭わせないように十分に注意しなければなりません。しかし、子どもが何が危険なのかを知ることができないほどに、守りすぎてしまうと、子どもは将来自分で身を守ることができなくなってしまう可能性があります。大切なことは子どもがどんな危険があるかを見て自分で安全な方法を選ぶことができるように助けることではないでしょうか。たとえば、幼児は好奇心が旺盛ですから親が台所で料理をしていると、自分もやりたいと言うかもしれません。「危ないからダメ!」これだけでは子どもは何も学ぶことができないということです。それよりも包丁を使っているところを見せてあげて、こんなに固いものを切れるということは、気をつけないとどうなる?といった仕方で危険を教えてあげるのです。そして安全のうちに一度切らせてあげることもできるでしょう。自分の身を守れる子どもに育てましょう。

どうしてわらべ歌が受け継がれてきたのか

今、乳幼児期のお子さんを持たれている方の多くはご自身が子どもの頃に、わらべ歌を教えてもらうことありましたか?たとえば「はないちもんめ」とか「おべんとうばこのうた」、「あんたがたどこさ」といった歌です。きっと何となく頭の中でフレーズが浮かんでくるはずです。幼児期に歌や音楽を聴くことは教育的な観点からもとても良いと言われていますが、わらべ歌は特に幼児期の教育という意味でも素晴らしいようです。それはまずリズムが簡単で覚えやすいということ、また日本語の面白さや美しさが現れているために子どもがきちんとした日本語を覚えやすいということ、それゆえ言葉に興味を持ちやすいという点をあげることができます。子どもはみんな、お母さんがこうしたわらべ歌を歌ってくれることをとても喜びます。心地よいリズムとメロディーをお母さんの声で聴くことは子どもにとっては心から安心できる時間となります。昔の日本のお母さんたちが受け継いできたわらべ歌ですが、実は幼児期の教育にとても効果があったんですね。

子どもが心から笑える環境を作ろう

皆さんのお子さんは大きな声で笑いますか?笑う門には福来るということわざがありますが、本当に楽しそうに笑っている子どもを見ると、周りにいるみんなが幸せな気持ちになるものです。しかし、最近笑うことのできない子どもが増えていると言われています。ほかのみんなが笑っているのになかなか笑えなかったり、無表情だったり。どうしてある子どもたちは笑うことができないのでしょうか。自然な笑顔や笑うことというのは、本当に安心しているときにしか出てこないものです。もし家庭の中がいつも緊張状態であったり、夫婦の間にいつもいさかいや口論が絶えなければ、子どもも当然緊張状態にあります。そのような子どもが心から安心して笑うことはできません。感情を押し殺して無表情になったり、あるいは親と同じようにすぐにキレてしまう子どもになってしまうのです。ですから子どもの前では、なるべく言い争ったりしないようにしましょう。もしそうなりそうなときは2人だけになりましょう。心から笑うことのできる子どもは心も体も健康に育つのです。

親の模範によって我慢することを教える

幼児期の子どもに待つこと、我慢することを教えることはどれほど大切でしょうか。幼児期はみんなこんなものなのだろうか、もう少し大きくなれば自分で我慢することを覚えるのだろうか、と思われるかもしれません。実際、今の世の中は我慢することよりも、自分らしく生きることや、自分のしたいことをすることの大切さを強調します。しかし、ある研究によれば、4歳のときに正しく我慢することを学んだ子どもは、我慢することを学ばなかった子どもよりも、高校を卒業する時点で、感情、交友、学業の面で優れていました。我慢できない子どもは衝動的に行動する大人へと成長してしまうかもしれません。どうすれば正しく我慢できるよう幼児期の子どもを教育できるでしょうか。最も大切なのは親の良い手本です。たとえば、親が子どもと一緒にいるときに交通渋滞にいらいらしたり、列に割り込んだり、人の話をきちんと聞かずに割り込んだりするなら、子どもは我慢しないことを学んでしまうでしょう。

お母さんが自分の目で確かめて選ぶもの

母親には誰でも本能的にわが子に良い教育を施してあげたい、良い将来の基礎を据えてあげたいという願いがあります。だからこそ、「お受験」なんて言葉が出回るわけです。やり方はどうあれ、このお受験も簡単に言えば、お母さんが子どもの将来のために幼いうちからさせている幼児教育のひとつですよね。ただ、良い幼稚園や小学校に合格することが幼児教育の目標になってしまうと、子どもは大変です。それで、母親の立場の方は子どもに良い幼児教育を施してあげたいと思うのであれば、まず自身が本当に納得のゆく教育の理念と方法を探すことが大切です。自分の目で確かめることで自信を持ってその幼児期の我が子を育てることにつながるからです。つまり、良い幼児教育の前には母親自身がよく学ぶ人であることが必要である、ということなのです。そうすることで幼児教育の道のりで壁や問題にぶつかったとしても、お母さん自身があきらめることなくその教育法を続けられるでしょう。

親に愛されていると子どもは心から感じられているか

前向きで積極的な見方、楽観的な考え方、こうした見方や考え方ができることって人生を楽しく生きるうえでとても大切ですよね。実はこうした基本的な見方や考え方は幼児期の教育でほぼ決まるといっても過言ではありません。この時期に前向きな見方を身に着けた子どもは、基本的に生涯にわたって明るく積極的な態度を持つことができるようです。では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。答えはシンプルです。子どもが自分は親に愛されている、と心から感じさせてあげることです。積極的な見方の基礎となるのは自己肯定感です。自分に自信がなく不安を抱いている人間が積極的な見方をすることはできません。そして子どもが自分を正しく肯定するために最も必要不可欠なものがこの親から愛され、大切にされているという感覚なのです。ここで注意したいのは子どもがそう感じられているかどうかです。親が一方通行で愛情を示していても伝わらなければ意味がないのです。

待つ力、辛抱する力は集中力につながる

待つことや辛抱することは物事に集中するときに必要な態度です。必要な力といっても良いかもしれません。たとえば、少し空腹感を感じていても、空腹感を辛抱できる人は仕事に集中することができますし、逆に辛抱できない人は集中力が散漫になってしまうでしょう。こうした待つことや辛抱することは幼児期に訓練することがとても大切です。幼児期に待つことや辛抱を全く学ばなかった子どもたちは当然、就学後も集中して学ぶことが難しくなります。では、幼児期にどうすれば待つ態度や辛抱する力を身につけさせたら良いのでしょうか。たとえば、食事をするときにテーブルの上にすべて食事を整えてから、椅子に座らせるよりも、最初に座らせておいて、テーブルの上に食事を出して整えていき、その間の数分間待たせる、というのは良い方法のひとつです。こうすることで、子どもは自分が食べたいときに食べる、のではなく、食べたくても待たなければいけないこともある、ということを学べるからです。

幼児教育は親も積極的に行わなければならない

幼児教育はただ単に幼児教室に子供を入れたらOKということではありません。両親の積極的な参加が必要であり、自宅でも母親が中心となって幼児教育を行うべきなのです。幼児教室によっては母親向けの勉強会などを実施しているところも多く見られます。母親の勉強会などでは今まで知らなかった話や為になる話を、幼児教育のスペシャリストとも言える専門家が話してくれるのですから、たくさんの情報を吸収することができるでしょう。また育児に悩んでいる親御さんにとっても、第三者に相談できるいいチャンスになるのでぜひこのような勉強会や説明会がある場合には積極的に参加することをおすすめします。幼児教室に子供をいれてみると、普段家では甘えん坊でママにべったりという子でも意欲的に自ら進んで行動することができるようになったりするなど驚くほど成長している姿を見ることができるでしょう。またじっと座っておくことができない子においても、幼児教室にかよったことできちんと椅子に座って話を聞く習慣が身についたという声もよく聞かれます。自宅での幼児教育には何か教材を使用した方がよいでしょう。日本学校図書の家庭保育園であれば、母親が先生となって子供と楽しく勉強することができるので親も子も無理なく、子供のやる気をアップさせることができるでしょう。

日本学校図書→http://islamicissues.net/

褒めることと叱ることはバランスよく

幼児教育では子どもを褒めてあげることと、必要なときには叱ることのバランスをとることが非常に重要です。近年、子どもに自尊心を持たせなければならない、という考えが広く浸透するようになり、中にはそうした考えに過度に影響を受けるケースも増えています。たとえば、褒め言葉によって子どもが伸びるのであれば、できるだけ多くの褒め言葉を伝えてあげるほうが良い、反対に叱ることは子どものやる気を失わせ、自尊心を失わせるという考えがあります。しかし、注意しないと、ただ子どもに自信を持たせるためだけに褒めることになりかねません。褒めるに値することをしたときにはそれが小さなことであっても褒めてあげるのは適切なことです。しかし、自信を与えるという目的のみで褒めるなら、子どもはやがて自分に関して間違った見方をするようになるかもしれません。つまり本来できていないのに自信過剰になってしまうというケースです。ですから必要なときには叱り、褒めるに値するときに褒めるというバランスが大切なのです。

教室に通わせていたとしても

皆さんは現在、お子さんを幼児教室に通わせておられますか。では、ご家庭ではどのような幼児教育に取り組んでおられるでしょうか。中には子どもを幼児教室に通わせているので、ということで安心して家庭内ではあまり取り組むことをしない、という方もおられるようです。しかし、教室に通わせていたとしても、家庭内で行うことは非常に大切です。それは、お分かりのようにどんなに教室に通ったとしても、やはり家にいる時間に比べれば短時間だからです。せっかく幼児教室に通わせているのですから、家でもプラスして行うことで効果は何倍にもなります。また、幼児教室の先生たちはやはりプロですので、教室で学んでいることをさらに効果をあげるために家で行えることを喜んで教えてくれるでしょう。そのように教室に通わせているとしても、家庭内で子どもを教えることを意識して行うなら、幼児教育の効果は非常に高くなるでしょう。日頃から子どもが教室で学んでいることに関心を持っておくことも大切ですね。